「虫目」になると、身近な自然にかくれている
こんな世界が見えてくる!
虫をはじめとする「身の回りの自然のディテールの美しさ、おもしろさが見える目」のことを、私は「虫目」と読んでいます。
「虫目」には誰でもなれますが、ちょっとしたコツがあり、まずは「ゆっくり歩くこと」。次に常日頃から図鑑やネットの情報を見て、自分が、「あっ、これいつか見たいなあ」と憧れる虫をインプットしておくこと。三つ目は、各虫の食草を知ること。最後に「この虫を見たい!」と熱く願うこと。
虫が見える目を持つことで著者が得た無上の喜びを伝えるこの写真とエッセイの本を通して、「虫目」になることを「おススメ」したいと思います。
「はじめに」より抜粋